お店について
よくあるご質問
よくあるご質問
みなさまからお寄せいただいたお問い合わせの中から代表的なものを「よくあるご質問」として掲載しております。下記以外のご質問がございましたら、お問い合わせください。
ぷりんについて
- 丹波路ぷりんの材料は安全ですか?
- 生産工程まで明らかな素材の選定は基より、添加物、香料やお酒も一切使っていません。
食品である以上は、「美味しい」の前に「安心して食べられること」が不可欠な要素だと考えるからです。
詳細は「素材のこと」ページをご覧下さい。 - 消費期限は何日ありますか?
- 通販用ぷりんは、発送日を含め6日が消費期限でございます。
- ぷりんは一個からでも買えますか?
- 申し訳ありませんが、箱単位でお求め下さいませ。
企業様の社内表彰やお土産などの大量注文や結婚式、内祝い、パーティー、コンペ商品など数のまとまるご注文は別途ご相談させて頂きますので、お気軽にお問合せ下さい。
発送について
- どのようにして配達されますか?
- 化粧箱に綺麗に入れて専用の外箱(白色段ボール)に入れ、クロネコヤマト冷蔵クール便にてお届け致します。
もちろん、のし紙(無料)もお付け致します。
別途、ギフト用に風呂敷包み(有料)も致します。
詳しくは、「ギフトオプション」をご覧下さい。
※一部商品は普通便での発送になります。 - 到着の日や時間の指定はできますか?
- 到着日、時間指定、共にご指定いただけます。ご注文画面にて『お届け希望日、時間帯指定』選択欄がございます。
ただし、到着日に関しましては受注の混雑具合によりご希望に添えない場合がございます。日にちに余裕をもってご指定下さいませ。
お客様よりご指定頂いた日時は宅配業者へ申し伝えますが天候、交通事情により遅延する場合がございます事を予めご了承くださいませ。
※お届指定日時に付きましてはそれを保証するものではございませんので予めご了承ください。 - 指定時間帯に商品が届かないのですが?
- 当店ではお客様からご指定頂いた日時は、配送業者様へその旨伝達をしておりますが、天候、交通事情等により稀に指定時間外及び配送指定日外に配達の場合もございます。
当店におきまして、その時間帯到着を保証するものではございませんので予めご了承くださいませ。
尚、配送状況の確認等のお問い合わせにつきましては、メールでご連絡しております、「お問い合わせ番号」を「クロネコヤマト」のホームページの荷物のお問合せ部分にご入力いただき、ご確認いただけます。
「クロネコヤマト」のホームページはこちら - 冷凍で発送してもらえますか?
- 申し訳ございませんがプリンの性質上、冷凍はできません。悪しからずご了承下さい。
ギフト対応について
- 熨斗(のし)はつけられますか?
- ご注文の際に、「熨斗<のし>」の欄に必要事項をご記入頂けます。
熨斗は紅白「蝶結び」「結びきり」、黄白「お供え」など用途に応じてご用意いたしますのでお申し付け下さいませ。
詳しくは「ギフトオプション」をご覧下さい。
お支払いについて
- どのような支払い方法がありますか?
- インターネットでのご注文の場合は、クレジットカード、 銀行振込み(先払い)、代金引換がお選びいただけます。
当店でのお買いもの決済はSSLサーバーで直接認証(オンライン審査)が行われるため、お客様のクレジットカード番号は弊店ではお預かり致しません。
また VISA、Master、JCBにおきましては「カード会社」が「カード所有者」に対してあらかじめ設定したパスワードを用いて購入前に認証を行いますので、カード番号のみを用いた決済と違い、カードの不正利用を防げます。
お電話、ファックスでのご注文の場合は、銀行振込み(前払い)、代金引換がご利用頂けます。
その際の手数料はお客様負担とさせて頂きます。
※お電話、ファックスでのご注文の場合、注文主様とお届け先が異なる際は銀行振込(前払い)のみとさせて頂きます。
なお、銀行振込みは振込み確認までに時間がかかる事が有りますので予めご了承ください。 - 決済方法を変更できますか?
- お客様自身で決済されたあとの変更はできませんので、ご一報下さい。
ご注文について
- 海外から注文出来ますか?
- 海外への発送はできませんが、海外からのご注文で日本国内へのご発送は可能です。
※決済方法はカード決済のみになります。
素材のこと
丹波路ぷりんは丹波ならではの
美味しい素材でできています
澄みきった空気と豊かな自然、美しい田園風景が残る丹波は、
盆地特有の気候、栄養を蓄えた土壌、大きな寒暖の差、
山から流れる清らかな水が融合し、さまざまな素材を生み出します。
そんな豊かな丹波の地に根ざしたものづくりがしたいと思い、
卵、牛乳をはじめ、丹波地域の生産者さんに直接会い、
話を聞き、土や水を確かめ、素材に込めた愛情や情熱を理解し
納得した素材を使用することを大切に考えています。
プリンに大自然の豊かさを感じさせる味わいを
兵庫県丹波市 低温殺菌牛乳 丹波乳業さん
丹波、但馬の契約酪農家の乳を、低温殺菌した牛乳を使用しています。
低温殺菌牛乳=パスチャライズ牛乳とは
1864年フランスの細菌学者パスツール博士が乳質に理化学的変化を与えないで、乳中の有害菌のみを除去する熱処理法を牛乳の殺菌に用いたものです。
市販牛乳の多くは高温殺菌法(120℃で2~3秒の高温処理)をしていますが、丹波路ぷりんでは65度30分殺菌の牛乳を使用しています。
低温殺菌された牛乳は、生乳本来の自然の甘みが感じられます。
餌にこだわり抜いた安心・安全かつ美味しい卵
兵庫県丹波市 カンナンファームさん
40数年かけこだわり抜いた餌を作り、遺伝子組み換えや化学合成飼料を使っていなかった時代の昔なつかしい味を再現した、シンプルでありながら深いコクと純な味を持つ卵です。しっかりとした化学的根拠に基づいた安心と安全、そこから生まれる美味しさは群を抜いています。
丹波奥郷のこだわりの鶏舎で育った鶏
美味しい卵が産まれるためには、鶏の生活する環境がとても大切です。丹波奥郷の豊かな自然と清流の恵みを受け、優しい太陽の光と澄んだ空気をいっぱいにとり入れられる独自設計鶏舎には、お日さまの光を浴び、風を感じながら部屋ごとに歩けるスペースがあります。
鶏と卵のことを第一に考えたストレスフリーの環境で鶏たちは元気に生活しています。
美味しい卵は餌で決まります
飼料原料は、一品一品徹底的に厳選し完全自家配合。基本的に畜産用の餌ではなく人間の食べるものと同等、またそれ以上のものを与えています。「遺伝子組み換え穀物不使用」「収穫後農薬処理した穀物不使用」「化学合成タンパク(DLメチオニン)不使用」で、昔ながらの天然の素材にこだわっているからこそ、バランスがとれ栄養価が優れた美味しく安心・安全な卵が生まれるのです。
酪農家の近くでつくったフレッシュな生クリーム
丹波路ぷりんにとろけるような滑らかさを与えてくれる生クリーム。
生クリームは、その繊細さゆえに、搾りたての生乳が持つ純粋な魅力をいかに活かしきるかが美味しさの決め手になります。
丹波路ぷりんでは、牛一頭一頭にきちんと目が届く小規模の酪農家が生産する生乳を原料として、少量生産だからできる鮮度・品質にこだわりぬいた生クリームを使用しています。
プリンに爽やかな風味と、上品で豊かな甘みを与える
ミネラル豊富で香りとコクのバランスが素晴らしい、国産の粗製糖。
丹波路ぷりんで使用している砂糖は国内産のさとうきびを絞り、色を白くする為の化学物質を一切使用せず、不純物を取り除き結晶化した安全で安心な砂糖です。
素朴な味わいと花のような香り
薬品による精製度を抑えた粗製糖は、しっかりと植物である事を感じる事が出来ます。
原料糖に近い素朴な味わいと花のような香りのする、それはそれは贅沢な砂糖です。
自然にゆっくり完熟させた晴れの日のお豆さん
丹波黒大豆は、兵庫県丹波地区発祥の黒大豆です。
大きくて味が良いので高級料亭で使用される他、家庭でも、おもてなしに一品として選ばれる「晴れの日のお豆さん」なのです。
丹波路ぷりんでは、大きくて有名な丹波黒豆の中でも、最も大粒で最も品質の良い最上級の篠山産丹波黒大豆を贅沢にも使っています。
長く愛されてきた逸品
全国に数ある黒豆の中でも丹波黒大豆はとびきり大きく立派なことで知られています。
大きさだけではなく、味の良さから、昔々は、幕府や宮中に献納され、現在も高級料亭で使用される他、家庭でも、お正月やおもてなしに一品として選ばれるなど長きにわたり愛されてきました。
伝統の技が支える品質の高さ
上級の煮豆用として販売される豆は、2L以上(10mm以上)。その中でも、特別大粒な3L(11mm以上)の丹波黒大豆はごく僅か。その希少な豆は、大きさだけではなく、形状、光沢、乾燥具合、食感などの基準の下、さらに選別されます。
選別作業の最終仕上げは、熟達した職人さんの手で一粒一粒行います。手間を惜しまず、手選り選別という伝統の技を貫いていることが、品質高い黒豆を長きに渡り作り続けている秘訣なのです。
丹波篠山の貴重な丹波産白小豆
長く愛されてきた逸品
丹波篠山で作り続けてこられた白小豆。
見た目は白いですが味は上品な小豆そのもの。
しかし白小豆の栽培は、ほとんどが手作業で収穫するなど、時間と手間がかかるため、栽培する人が年々減少しています。
そこで丹波路ぷりんでは、貴重な丹波産白小豆「白雪大納言」を未来に残すことに協力するため、毎年、収穫された白小豆の購入を事前に約束することで、生産者さんに安心して生産していただける取り組みを進めています。
※白小豆は一部、岡山産も使用しています。
香り・味わい・旨味がつまった身体に優しいお茶
丹波篠山 熊野園さん
土地が育む深い味わい
丹波茶は、日本最古のお茶処といわれる丹波篠山で作られるお茶で、平安時代には朝廷に献上されていたといわれています。江戸時代、篠山藩の収入の多くは丹波茶から得られるといわれるほど上方(大阪)で人気がありました。
丹波地域は土壌が肥沃な盆地で昼夜の気温差が激しく、丹波霧といわれる濃い霧が多く発生し、日光を遮るため、アミノ酸をたっぷり蓄えた美味しいお茶の栽培に適しています。
土地が育む深い味わい
丹波茶は上品で芳醇な香りと、渋みの少ないまろやかな味わい、 しなやかで旨みの凝縮された風味を楽しめるお茶です。プリンで使用している丹波茶は、①土づくり②化学肥料低減③化学農薬低減の3つの技術を一体的に取り組むことが定められていエコファーマー認定を取得した農園で作られています。
エコファーマー認定を取得した農園が行う持続性の高い農業生産方式は、環境にやさしく、安全・安心な土づくりを基本とした有機栽培といえます。
レシピ開発のご提案
Recipe Development
レシピ開発のご提案
レシピ開発から実際に売り場に並ぶまでの
全てをサポートいたします。
藤岡敏夫のレシピ作りは、各食材に敬意を払い、その素材の長所を見抜くところから始まります。
「美味しいだけでなく、身体にも心にも優しいもの」を作ることを大切にしており、
藤岡が考案するお菓子は、食材が持つ旨味や香りを残さず味わうことができる、
余計なものを加えないシンプルなものです。
素材の素晴らしさを引き出し、その食材の味わいが引き立つお菓子に生まれ変わるのです。
また、レシピ開発だけでなく、現場に合わせた技術指導から厨房づくりまで、
最適な提案・指導が可能です。
レシピ開発・技術指導
「芦屋ぷりん」「丹波路ぷりん」のレシピ開発を皮切りに、全国各地の特産品を使ったお菓子を多数手掛けてきました。
藤岡が開発するお菓子は、その土地で作られた素材の特徴を大切にするため、観光客対象のお土産物としてはもちろん、地元にお住まいの方の贈答品としても人気です。
藤岡自身は高い製菓技術を持つ経験の長いパティシエですが、製菓を学んだ方向けのレシピ開発だけではなく、専門的な調理経験がないスタッフにも本格的な味が出せるレシピ開発と技術指導を得意としています。
開発までの流れ
- STEP1
-
ご依頼
こちらからお問い合わせください。
- STEP2
-
キックオフミーティング
お客様のもとにお伺いします。現地を拝見し、作りたいお菓子のイメージやご希望についてお話を聞かせていただき、プロの視点からお菓子の軸となるアピールポイントを見抜きます。
- STEP3
-
レシピアイデア考案
アピールポイントを活かしつつ、美味しいお菓子を予算内で作るための材料選定をいたします。
- STEP4
-
サンプル作成
サンプルをご用意しますのでお召し上がりのうえで感想を教えてください。その感想をもとにレシピを調整し、お客様のイメージに沿ったオリジナルの味を作り上げます。
- STEP5
-
レシピご提出・技術指導
詳しい作り方を、ご提出します。その味が繰り返し再現できるよう技術指導をいたします。
商品の長所を活かすパッケージデザインや売り場のイメージもご提案します。
レシピ開発から実際に売り場に並ぶまでの全てをサポートいたします。
厨房機器選定・厨房設計
ご希望のお客様には、厨房機器選定・厨房設計も承っております。
これまでに洋菓子店や料理店を複数店舗開業した経験を活かし、お客様のキッチンスペースを一から作り上げます。
また、既存の厨房の改良も行なっております。
製菓担当の方に長期間働いてもらうためには、狭いスペース内での効率的な導線作りや、専門技術を持たなくても使いこなせる調理器具の選定など、そこでお仕事をされる方に負担が少ない環境を作り上げることが重要です。
藤岡自らが経営者であると同時に現役の料理人だからこそ、お客様の予算と製菓スタッフの働きやすさの両方に気を配ったスペースをご提案することが可能です。
実績
- キングベリー(太宰府:あまおうチーズケーキ)
- プティラ(豊橋:ティラミス専門店)
- 雪の香テラス(上越:プリン専門店)
- ファームサーカス(神戸:いちごチーズケーキ)
- 芦屋GA(芦屋:グットローカルプリン)
- かがの湯ぷりん(加賀:プリン専門店)
- 箱根チーズテラス(箱根:バスクチーズケーキ専門店)
- いずみ小川いちご農園(大阪:いちごチーズケーキ)
- 美作農園(岡山:いちごプリン、ぶどうプリン)
- アルペンチーズケーキ(宇奈月温泉:チーズケーキ)
- 峰山高原リゾートホテルリラクシア(兵庫:プリン)
- 清水チーズ工房(京都:チーズケーキ専門店)
- ぬくもりの森(静岡:チーズケーキ専門店)
- アカイロコウザン(仙台:いちごスイーツ専門店)
- 沼津深海プリン(沼津:深海モンブラン)
- 熱海スクエアシュークリーム(熱海:シュークリーム専門店)
その他多数
ご挨拶
はじめまして。藤岡敏夫です。
私はかつて最高の食材を求めて、日本全国の生産地を訪ねたことがあります。
そこで気がついたのは、自分が産地に行かないと味わえない美味しさがあることでした。
その地でとれた食材をその場所で調理することの贅沢さを知り、
私自身も多くの食材が育まれる土地に移住したほどです。
日本のあちこちに、素晴らしい食材がたくさんあります。
そういった食材が、その長所を活かした美味しいお菓子に
生まれ変わる瞬間を見ることが私の喜びです。
ぜひ私に、自慢の食材や土地のことについてお話を聞かせてください。
食べた方の思い出に残る素敵なお菓子を一緒に作りましょう。
お問合せ
ご相談・お問い合わせは、お電話またはフォームよりお気軽にお問い合わせください。
シェフ紹介
シェフ
藤岡敏夫
私には、どうしても譲れないこだわりがあります。
自分が作ったお菓子を食べた人に笑顔になってもらうことです。
食べた人の心が感動で揺さぶられるようなお菓子で、
そのためには身体に優しいお菓子であることも大切であると考えています。
食との出会い
私と食の出会いは幼い頃にさかのぼります。
私の両親は神戸で寿司屋を営んでいました。
両親の作る寿司を皆が笑顔で頬張る姿を見て育った私が、自分も美味しいものを作って誰かに喜んでもらいたいと思うようになるのは自然なことでした。
幼い子供らしく、大好きな甘いお菓子を作ろうとしました。ココアの粉を固めてチョコレートを作れないかと頭を捻ったり、見よう見まねで小麦粉をこねてみたり・・・。
幼いながらに研究熱心で、美味しいお菓子を作るために飽きもせず試行錯誤を重ねました。
大きくなってもこの思いが消えることはなく、お菓子作りのプロを目指しました。そして、9年の修業の後、神戸にて念願の洋菓子店を出しました。
食の安全性への意識
洋菓子店が軌道に乗り始めた頃、私はふと目にした本に衝撃を受けます。
「今、食が危ない」と題されたその本には、添加物や遺伝子組換え食品の話が書かれていました。
今でこそ残留農薬や遺伝子組換え食品のことは一般の人にも知られていますが、当時はバブル期真っ最中。
たくさんの物を効率よく生産することが良いこととされ、食品の危険性がオープンに語られることがなかった時代でした。
当時の国産の小麦粉は、輸入物の製菓用小麦粉よりもグルテン含有率が高く、舌触りがもたつき扱いにくいものでした。
薬品精製しない粗製糖は、風味が抜群に良い反面、色がつき不純物が多く扱いにくい点があります。
身体に優しい材料は、これまでのレシピでは美味しいお菓子になりません。
しかし私には、幼い頃からの研究癖がありました。
試行錯誤を重ね、癖のある素材を美味しく変化させるレシピを生み出しました。
方向転換のきっかけは阪神大震災、再び洋菓子へ
私が方向転換をするのは、阪神大震災がきっかけでした。
神戸の街は甚大な被害を受けました。私の店も、私のケーキを好んだ神戸の方たちも、生活が大きく変わりました。
私は、これも一つのタイミングと捉え、洋菓子店で働きづめの生活を変えることを決意しました。生活を変える決意をしたけれど、何をすればいいのだろうか。
探し求めているときに、たまたま友人に誘われて出向いたのがおでん屋でした。
これまでに学んだ身体に良い素材の知識とおでんを組み合わせたら、人々を癒すおでんができるかもしれない・・・。
私は洋菓子から離れ、芦屋でおでん屋を開業することにしました。店は雑誌などで紹介され、多くの方に来ていただけるようになりました。
美味しいものに敏感な芦屋の住人に、デザートとして置いてあったプリンの本格的な美味しさに好評をいただけるようになりました。
プリンの配送を望む声が高まり、私はもう一度お菓子作りに向き合うことを決意しました。
私の作るプリンはとてもデリケートで配送するのは難しい品です。添加物を使えば簡単に味を安定させることはできますが、身体に良いことを第一に考え使いたくありませんでした。そして、これまで積み重ねたお菓子作りの知識と技術を活用し8ヶ月の時間を掛けて、ついに「芦屋ぷりん」をスタートすることができました。
土地に根ざした美味しさを追求して、丹波篠山へ
芦屋でプリンを作る際、牛乳や卵などの素材を探すため、兵庫県の農家さんなどを巡るうちに「ゆくゆくは田舎で土地に根ざした野菜を活用した料理を提供するレストランがしたい」という想いが自分の内側から湧き上がってくるのを感じていました。
いろいろな場所を巡って興味を持ったのは、阪神間からも行きやすい丹波地域でした。
丹波では乳牛が飼われていたり、有名な黒豆やあまり市場では見かけない白小豆などが作られていたり、こんなにも農業などのものづくりが盛んなのかと新しい発見がありました。
また多くの野菜が作られているのに、規格にあっていないから売りにくい野菜や、旬の時期が短い野菜など市場に出回っておらず、産地でしか入手できない美味しい野菜がたくさんあることを知りました。
そんな頃、「古民家を再生して活用してみないか」という話が舞い込んできました。それが今の「ささらい」がある中西家住宅です。
内部を見学させてもらいながら、ここでなら理想のレストランができるかもしれないと確信しました。
ただし移住しようと決めてから、実際に移住するまで1年くらいかかりました。
なぜなら、新しく変えなければならないところ、昔の雰囲気を残しておいておけるところを古民家再生の建築事務所の人と相談したり、蔵にしまわれてた食器や家具を使えるように選別したり、できるだけ環境に負荷をかけずに古い物を残しながら、うまく再生したかったからです。
ようやくオープンできたレストラン「ささらい」では、この土地に根ざした旬の野菜を使ったお料理をご提供しています。篠山を訪れる多くの人はみんな篠山のものを求めてやってくるので、より地元の食材を使った料理にこだわるようになっていきました。
地元の黒大豆などを取り入れた「丹波路ぷりん」を作るようになると、思っている以上にお客さまは喜んでくださいます。
また、長期で低温熟成できるスペースが確保できることから生まれたパウンドケーキ「パティスリーバトン」など、自分の理想に近い物ができるような環境になってきています。
丹波篠山の地で素晴らしい農家の方々や生産者の方々との出会いに恵まれ、土地に根ざした物作りをしたいと考えるようになりました。その地だからこそできる物作りがあるのではないか、 農家さんや生産者の方との対話を大切にし、 私達がお料理・お菓子を作ることで「地域やお客様に何をお届けするのか」、「どんな価値をお届け出来るのか」。
これからも、私にできることを常に考えながら食への追求は続いていきます。
丹波路ぷりんのこと
丹波の恵み、丹波の魅力、丹波路ぷりん
兵庫県の中東部に位置し、美しい自然と田園風景が広がる丹波。
変化に富む地形、澄んだ空気、栄養を蓄えた土壌、大きな寒暖の差、
山から流れる清らかな水などから生み出される四季折々の自然の恵み。
できるだけ、この丹波地域で作り出される素材を使用すること、
素材の魅力を引き出すために時間と手間を惜しまないことに大切に、
丹波路ぷりんは誕生しました。
遠く離れて暮らす人、近くにいる人、たくさんの大切な人へ
小さな瓶のプリンにたっぷり詰め込んだ丹波の豊かな自然の恵みが
どうか届きますように・・・。
四季折々の恵み豊かな丹波路からお届けします
澄んだ空気と豊かな自然、美しい田園風景が広がる丹波の地。古くから京都と丹波地方との交流は丹波路と呼ばれる街道を通じて行われてきました。
幾重にも連なる山々と変化に富む地形が生み出す、どこか懐かしい景色と四季折々の豊かな味覚。
この地で丹波路ぷりんは作られています。
丹波に根ざしたものづくり
朝に霧が立つ日は晴れになる・・・。
未だ豊かな自然と共にある丹波は、盆地特有の気候、栄養を蓄えた土壌、大きな寒暖の差、山から流れる清らかな水が融合し、さまざまな素材を生み出します。
そんな豊かな丹波の地に根ざしたものづくりがしたいと思い、卵、牛乳をはじめ、できるだけ丹波地域で作り出される素材を使用しています。
情熱と感覚を込め、ひとつひとつ丁寧に
シンプルな素材でできるプリンだからこそ、生産者さんが愛情を込めて作り上げた素材の魅力を最大限引き出すために時間と手間と工夫を惜しまない。
例えば、香料を使用せず、乳のもつ香り、卵の味わいを感じられるように調整するなど、ものづくりの情熱と研ぎすまされた感覚を注ぎ込み、この丹波の地でひとつひとつ丁寧に作っています。
丁寧に素材と向き合う
完成までに4日間!
丹波黒豆がたっぷり味わえるプリン 丹波路ぷりん 黒豆
丹波路ぷりん 黒豆は完成までに4日間かけた丹波ならではの贅沢なプリンです。まず、黒豆「丹波黒」を3日間かけてコトコトと煮ることから始まります。
コクの深い種子島産の含蜜糖で時間をかけてゆっくり糖度を上げることで、丹波黒豆は甘みをたっぷりと含み、柔らかでふっくら艶々とした黒豆になります。
次に黒豆の煮汁でゼリーを作ります。黒豆の旨味が溶け出した貴重な煮汁は紺褐色に輝きます。
4日目、ようやくプリン作りです。
プリンには丹波産の中でも厳選した牛乳と卵を使い、さらに砂糖は上品で華やかな香りのオーガニックシュガーをあわせることでコクと切れのある味に仕上がります。
1つのスイーツの中で砂糖を使い分けることで、この黒豆プリンの深い味わいが生まれるのです。
黒豆に合うように調整したミルキーなプリンに存在感のある大粒の丹波黒豆をのせ、そっとゼリーを流し込みます。そして最後に蓋を開けたときに浮いて見えるように黒豆を飾り完成です。
水で戻してから煎る独自のきな粉作り
従来のきな粉作りは、乾燥豆を洗い、煎り、製粉します。
丹波路ぷりんでは、乾燥豆を水でふっくらと戻してから煎り、きな粉に仕上げていきます。
工程1:黒大豆を4時間程度水に浸した後、水切りし12時間寝かせる
水に浸けたままだと、うまみや香り、栄養が水に溶け出てしまいますので、水上げしてからじっくりと時間をかけ戻す事で旨味をとどめたままでふっくらとした状態に仕上げていきます。
工程2:じっくりゆっくりと煎る
ふっくら戻った黒大豆は時間をかけ、じっくりとオーブンで煎っていきます。
ときおり混ぜ、豆の状態を見ながら、サクッサクッとした食感になるまでじっくりと煎りあげます。
工程3:黒大豆を挽き、きな粉に仕上げる
製粉の際、出来る限り熱を持たせることなく作業することが香り、味を引き立たせる一番のポイントです。
ここでもゆっくり、じっくり、製粉していきます。そして最後、ふるいにかけ、キメを揃えることで出来上がりです。
戻した豆を煎る作業はとても手間のかかることですが、丹波路ぷりんではこの製法をずっと行っています。なぜなら、このひと手間が深い香りと味を引き出すポイントであるため欠かすことが出来ないからです。そして、最後のふるいがけのひと手間も熟達の職人が行うことで、キメ細やかに作り上げることが可能になります。
大切な人への贈り物に、自分へのご褒美に
大切な人のお誕生日や記念日の贈り物に、毎日頑張る自分へのご褒美に。遠く離れて暮らす人、近くにいる人、たくさんの大切な人と一緒に、プリンでしあわせな気持ちになれますようにと、願いを込めて・・・。
プリンは出来立てをお届けの期日に合わせてお送りします。
また上品なギフトボックスや風呂敷、メッセージカードなどのギフトオプションもご用意しています。